夫婦問題コンサルタントの森部です
人生楽ありゃ 苦もあるさぁ〜
お祭りの円頓寺を訪れると
長男は出店よりお寺の方が興味があるようで
山門の横に貼ってある張り紙を「おとーしゃん」と指差した
旦那さんから
「愛が冷めたので離婚してほしい」と言われた
すると旦那の財布からラブホテルのメンバーズカードが出てきたんです
本来ならいいのですが
私は妊活しているのに
向こうは愛が冷めたという理由で離婚しようとしてくるので
もし浮気なら証拠をとって有責にしたいと思ってます
と、相談があった
文章だけ見ると
弁護士や探偵的には正解のようにみえる
が、しかし
相談者自身、離婚自体は
「本来はいいのですが…
私は妊活しているのに
向こうは愛が冷めたという理由で離婚しようとしてくるので…」
奥さんからしてみれば
私ばっかり妊活を苦労して
あなたは楽しく他の女と楽しくやって
そんなのズルい!
と感じているのでしょう
分かります!その気持ち!
ですが、私ばっかり苦労して!みんなはズルい!
という思考が
より奥さんを苦労のスパイラルへ向かわせているのです
みんなズルいと思う気持ちの本心は
自分は楽したい、みんなが苦労すればいい
と表裏一体なのだ
答えは簡単
俺ばっかり部活で練習している
毎日、毎日、歯を食いしばって満身創痍だよ
でもみんなは楽しそうに練習しやがって
こんなチームだから勝てないんだよ!
俺は協力してやらないからな!
というチームメイトが家庭内にいるようなものだ
人生がうまく回らない問題は
この思考にある
探偵に証拠を取ってもらっても
弁護士さんから慰謝料とってもらっても
相手の女を訴えても
奥さんの心は晴れず
なんか私だけ苦労してるような気がする
が、いままでもこれからもつきまとう
苦労は共に楽しくやるもの
楽は苦労したパートナーと分かち合うもの